クリームソーダ

音楽とミステリーと、時々Jリーグ

6/29 ATFIELD 15th Anniversary TOKYO CAMP @日比谷野外音楽堂

 

待ち合わせ場所である野音入り口に着くと、友人Mがとても綺麗な女性を連れていたのでたじろいだ。

前日の晩に、余ってしまったチケットの買い手をツイッターで募集し、当日の朝にその女性が買ってくれることが決まったそうな。そんなことが本当にあるんだな!と思った。

その後、友人Mの後輩(これまた美人)も合流して4人で会場入り。全席自由で、入場したのは最後の方だったと思うけど、「良席」と言えるような前の方の席に座れた。

 

久しぶりの野音。野外自体久しぶりだったのだけど、天候は容赦無かった。

梅雨の真っ最中であったにも関わらず、真夏の様だった。

ゴム草履を履いた足の甲が焼けるように熱かった。

 

13:45 Wiennersのライブでイベントが幕を開けた。

 

THE ORAL CIGARETTESが終わった辺りで、「木陰が近づいてきている!」との朗報を受ける。この分だと、1時間もしないうちに木陰にありつけるなぁ、と思っていた。

しかし、1時間もしないうちに、みるみる押し寄せる黒い雲によって野音上空は覆われた。涼しい。不穏。

 

15:25 シャムキャッツ

ちょっとだけ、前半苦しそうな感じだったけど、「AFTER HOURS」が生で、野外で聴けたってだけでも感無量。

サウンドチェック:MALUS
1.FENCE
2.SUNDAY
3.PEARL MAN
4.なんだかやれそう
5.AFTER HOURS
6.LAY DOWN
7.MODELS

 

シャムキャッツが終わるとすぐ、大粒の雨がいきなり叩きつけるように降ってきた。友人M以外の3人は持参した合羽を慌てて着た。友人Mは合羽を慌てて買いにいった。慌てる段階が違う。

どんどん強くなる雨と風に打たれ、滝業の様な時間を過ごしていると、主催者から「一時中断」というアナウンスが入る。再入場も可となったので、屋根を求めて一旦野音を出る。この時ばかりは、ゴム草履で来て良かったと思った。

公園内の喫茶店に一時入店させていただく。約1時間後、雨が止み、なにやら楽器の音が聞こえてきたので野音に戻ると、ちょうどミツメのサウンドチェックが始まるところだった。

 

17:00(くらい ) ミツメ

中断のせいで、持ち時間が減ってしまったらしく、とても短かった。残念。

ミツメを野外で聴くのも夢だった。夢叶った。もっとたくさんいろんなシチュエーションで聴きたい。

「春の日」って、ミツメにとって特別な曲なんだろうか。なんとなく、特別な雰囲気を感じた。

サウンドチェック:cider cider
1.うつろ
2.煙突
3.会話
4.Disco
5.春の日

 

暗くなってきた。

 

快速東京のボーカルはなかなかの逸材だ、と思った。甲本ヒロトを彷彿とさせる動き。ヒロトよりダンサブルでコミカルだ。
Czecho No Republicは、雷雨での中断中に「読モのいるしゃれおつバンド」だと教えてもらった。しゃれおつだった。読モって遠目で見ても可愛いんだな、と思ってずっと見てた。

 

ステージ転換作業中、この日3度目くらいの「B.M.W/SNAIL RAMP」が会場に流れ、(主に友人Mが)大いに盛り上がる。

 

group_inouは相変わらず格好良かった。後光が差す感じの照明が良かった。cp氏の動きには目を奪われずにはいられない。知らない曲が多かった。わかったのは「RIP」と「QUEST」くらいだったかな。同行したメンバーからは、「本日のベストアクト」との声も挙がった。

 

トリは、神聖かまってちゃん。初めて観た。初めて聴いた。面白かった。の子って子供みたいだな!と思った。小柄な体型のせいだけではないと思う。なぜだか「大人」には見えなかった。

 

神聖かまってちゃんの雨乞いのせいか、再び降りだした雨の中を帰宅。

 

火攻め水攻めに遭った一日となったが、楽しかった。