観たもの Vol.5
最近観たものについて。
・シークレット ウインドウ
売れっ子作家のモート・レイニー(ジョニー・デップ)は、妻との離婚問題が遠因でスランプに陥っていた。そんな彼の前に、いわれのない盗作を告げる謎の男ジョン・シューターが現れる。盗作を世間に公表しろ、と執拗な嫌がらせを受けるうちに、モートは次第に憔悴していく。
ジョニー・デップが色々(おもに帽子と眼鏡)似合いすぎて、ストーリーに集中できなかった。
・アイデンティティー
激しい豪雨が降り続く夜、人里離れた一軒のモーテル。管理人ラリーがくつろいでいるところへ、ひとりの男が飛び込んでくる。彼、ジョージは息子ティミーを伴い、交通事故で大ケガをした妻アリスを運び込む。救助を要請しようとするが電話は不通だった。アリスをはねたのは女優キャロラインの運転手で元警官のエド。彼は病院へ向け車を走らせるが、途中で立ち往生し、やむなくモーテルへ引き返すことに…。ある時、ある一室で、既に死刑判決の下った事件について再審理が行われようとしている。ポイントとなっているのは、その事件の連続殺人犯である囚人が書いた日記だった。
「豪雨のモーテル」というサイコ的なクローズド・サークルにわくわくしてたら、結果的に究極のクローズド・サークルだった。
「今のはなんだ?」と思うシーンもちらちらあったけど、結末を見てすっきりした。冒頭の展開の早さにも納得。そういう事なら、と。
途中、「こいつが犯人じゃないか」と思ったら完全に囮だった。楽しかった。
深い森に囲まれた高い塔の上から18年間一度も外に出たことがないラプンツェルは、母親以外の人間に会ったこともなかった。ある日、お尋ね者の大泥棒フリンが、追手を逃れて塔に侵入してくるが、ラプンツェルの魔法の髪に捕らえられてしまう。しかし、この偶然の出会いはラプンツェルの秘密を解き明かす冒険の 始まりのきっかけとなり……。
映像が綺麗でずっとびっくりしてた。特に、毛髪とか肌の質感がすごくリアルだった。笑いの取り方が現代的で、大人も笑えるシーンがふんだんに盛り込まれていた印象。もはやラブコメ。ファンタジックラブコメ。
ラプンツェルの故郷である、水辺に佇むお城は、モンサンミッシェルがモデルだとか。誕生日に上げられる無数の灯りは、タイのコムローイかな。実物でさえ幻想的な2つが融合されたクライマックスシーンの光景は素晴らしかった。